「今の銀行、なんとなく使ってる」なら もったいない。
普段使いの銀行は、給与が振り込まれ、クレジットカード等の引落や、現金が必要なときに引き出したたりで、付き合います。結局どの銀行がオトクなのでしょう?
結論は「他行向け送金手数料 と ATM手数料 で比べる」です。
やくわりべつに見ていきます。
そもそも 銀行のやくわりってなに? オトク度はどこで見る?
やくわりは 決済・保管・増やす・借りる
銀行の役割は、全国銀行協会のウェブサイトに記載有りました。
- 決済 (a) 給与等の入金、(b) クレジットカード・公共料金の引落、(c) 振込送金、(d) ATMでの現金引き出し
- 保管 火災、盗難などのリスク回避、自分で金庫や警備システムを設置するコスト削減
- 増やす 普通預金金利 つきます、投資信託も買えます
- 借りる (普段使いではこのニーズは考えないので、チェック対象から外します)
2. 保管は、よっぽど危ない銀行でない限り、どこでも大丈夫でしょう。友達に預けるわけではないので。
3. 増やすは、ネット証券のほうがオトクです。銀行で増やすのは止めましょう。
1. 決済機能 に絞られました。(a) 給与等の入金、(b) クレジットカード・公共料金の引落 はどこの銀行でも変わりません。
ということで、今回のオトク度のチェックポイントは、1. 決済 (c) 振込送金 (d) ATM引き出し のコスト で見ていきます。
ポイント1「振込送金」 がオトクなのはどこ?
住信SBIネット銀行 と スルガ銀行 です
住信SBIネット銀行 と スルガ銀行 は、「他行向け送金手数料無料」の回数が多く、月10回無料はいけるとおもいます。
特に、給与振込口座 は給与受け取りの一時窓口で、そこから必要に応じて、送金する必要が出てくるので、他行向け送金手数料無料は、重要な指標です。
銀行名 | インターネット 他行向け送金手数料 無料回数 | 各行条件のうち、満たしやすいもの |
住信SBIネット銀行 | 10 | ランク3 条件のうち3つ以上該当 以下は満たしやすいものを抜粋 ・外貨預金(普通・定期)の月末残高あり ・SBIハイブリッド預金の月末残高あり ・純金積立月末時点で契約あり(契約のみで可) ・給与、賞与または年金の月内入金あり |
スルガ銀行 | 10 | 4ツ星ランク 円預金またはローン残高20万円以上、かつデジタル通帳 (Webブックフリー)契約 |
新生銀行 | 5 | GOLDステージ プリペイドカードGAICA(Flex機能付き)に毎月1万円チャージ (チャージ後 銀行口座に戻しても良い) |
ソニー銀行 | 2 | ステージなし Sony Bank WALLET あり |
各行のインターネットによる他行向け送金手数料無料回数 (2021/06 各行web site調べ)
ポイント2「ATM手数料」がオトクなのはどこ?
一番よく使うATMでの手数料 で判断します
そもそも最近現金扱わないので、この項目自体マイナーかも。
会社内や会社の近くのメガバンクが便利であれば、メガバンクでも良いですし、土日も含めコンビニ利用が多ければ、ソニー銀行 セブン銀行 PayPay銀行 スルガ銀行 あたりが便利です。
結論 住信SBIネット銀行 と スルガ銀行 他行向け送金手数料がオトク
銀行のやくわりを分解し、差別化しにくい点を除き、よく使う「他行向け送金手数料」でみました。
現金を持っておきたい人は、よく使うATMでのコストも見てください。
補足)UI/UX の視点では?
銀行もUI/UXを強化してきています。今回は触れませんでしたが、コスト度外視で、使い心地 で判断するのもアリだと思います。みんなの銀行(ふくおかフィナンシャルグループ)のUI/UXは群を抜いて優れていると思います。ただし このサイトはオトクハックですから、コストを重視しました。